新型BMW X1 所有者が語る「本当の競合」とは
今年の2月にBMW X1 18d xlineが納車されました。アルピンホワイトです。100%満足しています。いい買い物をしたなーと思っています。
バイヤーズガイドや雑誌で良く書かれている「BMW X1 の競合は何か」「どのグレードがいいか」という点については、所有者の自分から見て「これは見ておいて損はない」メーカー・車種は何か?書いていこうと思います。
BMW X1 の本当の競合は何か?
外車で比較すると、
あたりが競合になってきます。僕個人的には「AWD×ディーゼル」であることに着目し、それに該当しない車種は脱落させました。これで残ったのは
です。
ちょっと古い記事ですが、CX-5(旧型情報)ですが、ここにまとまっています。
モテる車なら絶対マツダCX-5!クリーンディーゼル車をオススメする理由とメリット・デメリットまとめ | ゆるがしこい節約メディア「ゆるぢえさん」
CX-5に乗るとモテる?そうなんですかね?モテるかどうかでいうと、個人的にはエクストレイルに乗ってる方がよっぽどモテる気がしますよ。なぜならCMの印象とかがとてもいいからです。マツダはCMの印象が根暗に見えてしまうので、エクストリーマー路線で訴求を続けるエクストレイルの方がよっぽどモテると思います。なので上記リンク先の記事内容には、個人的に賛同できません。
BMW miniは、現行型になってX1の兄弟クルマになるほどサイズアップを図ってきました。
https://gqjapan.jp/car/review/20170523/new-mini-crossover
良くまとまっています。デキの良いディーゼルエンジンやら、サイズアップして居住性が上がった室内など、その通りの宣伝文句になっています。
で、実際のところどうなの?
ローンを組んでX1を買いましたが、残価設定ローンの見積もりを取った時に、3年後の残価率が高いか低いかが決め手になりました。
BMWの中で、X1が一番リセールバリューが高いといわれていて、3年後の残価率は56%。一番低いように見受けられたのが5シリーズとかで確か普通に40%を切っていたかと思います。アクティブハイブリッドなんかは、もう目も当てられない状況。
さらに値引き幅もタイミングよく好条件が出たため、これに決めました。
一方のCX-5なんですが、マツダが最近値引きを渋る傾向にありました。メーカーとしてのブランディングを守る傾向なんでしょうが、値引き幅が少ないと、圧倒的に高くつく車に見えてしまいます。確かCX-5のディーゼルだと350万円超えてきますよね。一方X1のディーゼルだと486万円。かりに60万円近い値引きが出たとして426万円。CX-5はいろんな装備がまだオプションで必要だったことを考えると、総支払額は実は大差なくなる。そうなるとブランドイメージで最終決着となるのは致し方ないところ。
この時点で、どう考えてもCX-5は分が悪い。で脱落。
BMW miniは、言ってしまえばボディを乗せ換えただけと考えると、ほぼ同じ車として考えられます。ここから先はもうブランドイメージと値引き幅で選んでしまっちゃていいかと思いました。お買い得に買える商品と買えない商品があって、先々のリセールバリューまで考えたり、対外的な「見られ方」などまで踏み込んでいくと、BMWの方が良いと思えてきます。
というわけでX1に決定。
今後、潜在的な競合はどこになるか?
個人的には、根暗さが残るCX-5は残念ながら論外だと思っていて、マイナーチェンジを果たしたエクストレイルと、モデルチェンジを控えているフォレスターあたりが隠れ競合になってくる気がします。
X1になくて、エクストレイルやフォレスターになる強みは自動ブレーキを筆頭とした「安全性」や「使い勝手」だと思っていて、さらに圧倒的なお買い得感が出てくると、潜在的な競合になってくると思っています。
価格差次第では、X1に「お金を出すまででもないよね」という人たちが、このあたりの国産車を購入する傾向にあると思ってますので、あえてX1を買うこともなさそうです。