新型BMW X1所有者が語る「スタッドレスタイヤとサマータイヤの乗り心地比較」
スタッドレスタイヤに履き替え、早数ヶ月。この乗り味に完全に馴染んでいる筆者です。(納車が2月だったため、新車購入時はすぐにスタッドレスに履き替えていました)
サマータイヤでの写真
かっこいいですよね。このホイール大好きです。19インチにする必要ないですよ。
スタッドレスタイヤはファルケン。
ホイールは「マキナイゾッタ」17インチ。タイヤはファルケンです。
銘柄は忘れてしまいましたw
気が向いたら書こうと思います。
乗り心地はスタッドレスの勝ちだが、サマータイヤでは「圧倒的にラジアルタイヤが上」な気がする
もう、ランフラットの乗り心地に戻りたくありません。
スタッドレスですが、ラジアルタイヤは乗り心地がいいなーと。X1、超快適です。
新型BMW X1所有者が語る「X1 と2シリーズアクティブツアラーの違い」
X1 18d xline の1年点検の時、代車だったのが218i アクティブツアラーでした。
共通のFFプラットフォームを採用しているため、実際の走りはどう違うんだろう?と興味津々で1日借りて走りました。その時の印象をまとめます。
結論からいうと「走り味、質感」共に全然違います。
インテリア…居心地はほとんど同じ。ただし…
シートは共通。この代車には本革シートが奢られていました。自分のはファブリックのため、少しだけ座り心地が違うものの、ほぼ同じ。
しかし目の前に広がる開放感は、アクティブツアラーの方がうえです。Aピラーが寝かせられ、その分ダッシュボードの奥行きがあるため、ミニバンに乗っている実感がとても強いです。
また、窓ガラスの位置もX1より低いため、開放感がある。着座位置も、X1より低いため、低い重心に座っている実感も多少あります。
ダッシュボードもほとんど同じだが、使い勝手はX1が上
見た目はほとんど一緒なんですが、パーキングブレーキの位置、ドリンクホルダーの位置が使いづらい。特にドリンクホルダーは、肘掛けとちょうど干渉する位置にあり、アクロバティックな感じでドリンクを取ったり置いたりします。
明らかにX1の勝ち。
剛性感…X1の方が高級感あるように感じる。なんでだろう?
自分のX1は10,000kmオーバー。代車のアクティブツアラーは3,000km程度。両車とも新車同然ですが、X1の方が剛性感に溢れています。
端的に言ってアクティブツアラーは安っぽい。この車にこの値段は出せないなーと思うほどです。
従って、いいモノに乗ってる感は、X1の方が断然上!
エンジン・・・1.5Lターボと2.0Lディーゼルターボはいい勝負!
エンジンはいい意味で1.5Lターボに驚きました。
アクティブツアラーの方が車重が軽いため、街中は断然アクティブツアラーの軽快感が際立ちます。エンジンのシュンシュン回る感じもすごく気持ちいい。高回転まで回した時の3気筒っぽさはすごく感じますが、これはこれで良いです。がさつさを感じません。ただ、高速時の「あと一息」の伸びは、ディーゼルの勝ちですね。僕の乗り方では非力さを感じてしまいます。
ただ、1.5Lターボで十分でした。すごく満足。
乗り心地…良くも悪くも引き分け
アクティブツアラーは16インチを履いていました。銘柄は(個人的に大好きな)コンチネンタル。
X1は18インチのピレリ。
で、乗り心地はアクティブツアラーの方がいいのですが、質感としての意味合いになると「やっぱりアクティブツアラーは安っぽくて嫌になる」レベルでした。
従って、ゴツゴツするけど質感が勝るX1の方が好みですが、トータルで見ると引き分けです。
まとめ・・・車としての魅力はX1の圧勝。
なぜなら「いいモノに乗ってる感」がとても味わえるからです。売れている理由もよくわかります。
X1を買う時、ライフスタイルを考慮して7人乗りの「グランツアラー 218d」も比較検討しましたが、乗り込んだ時に感じる質感でX1を選びました(もちろんリセールバリュー観点も見ました)。
でもその選択肢に間違いがなかったことがわかって、あらためて良い比較試乗になりました!
【元オーナーが語る】カングー S MT試乗記に見る「ウソ」と「ホント」
先日発表された、カングーの限定車「S MT」。
【試乗】走りの楽しさと実用性とエンタメと三拍子揃ったルノー カングーS MT – WEB CARTOP
ボルベットのホイールと、社外オーディオを標準装備し、価格据え置きの限定車なのですが、試乗記は大絶賛なようですね。
ですが、全てを鵜呑みにしちゃダメです。元オーナーの自分だからいえる「ウソ」と「ホント」の情報をぜひご覧ください。
ホント:「運転のしやすさ」
さて、ルノーカングーS MTを走らせてみよう。クラッチは軽めで、
ミートポイントがじつにつかみやすく、 エンジンは低回転域から有効なトルクを発揮するため、 MT初心者でも楽々発進することができる。 このあと紹介する自然なドライビングポジションもそうした運転の しやすさに貢献している印象だ。
これは本当です。1.2Lのターボと聞くとピーキーなイメージがあるかもしれませんが、ごく自然にミートでき、普通に発信できます。
ただ書かれていないポイントで、1速がローギアードなため、すぐ2速にシフトアップしないともたつきます。なかなか前に進みません。
ウソ:「ウルトラスムース」「高回転まで回しても不快な振動がない」→いえいえ、高回転型のエンジンではありません
シフトはコクッと気持ち良く決まり、1.2リッターターボエンジンは低回転域から豊かなトルクを発揮し、
軽やかに加速。 そして6000回転あたりまでウルトラスムースに、上質に回り、 高回転まで回しても不快な振動、ノイズとは無縁。 回すことをためらわせない、世界の1.2リッター級ダウンサイズ実用ユニット最高峰のエンジンと言ってしまい たい。
「回すことをためらわない」と書かれていますが、ためらいます。
高回転まで回したくなくて、できれば4000回転あたりでシフトアップしたいです。
ちなみに主要諸元は以下の通りです。
- 最高出力(EEC):84kW(115ps*1)/4,500rpm
こんなエンジン特性で、だんだんパワー感が頭打ちになってきます。
過去の試乗記事を見ても、そんなに回したがらないエンジンというような書かれ方でした。それに同意できるのですが、今回の記事内容は明らかに「ウソ」です。
ウソ:「ノーマルモードからエコモードに切り替えても、パワーがガクリと落ちることはない」 →いえいえ、落ちます。
ちなみにエコモードを持ち合わせ、
なかなかの実用燃費の持ち主なのだが、 エコモードONでも動力性能にまったく不満なし。 ノーマルモードからエコモードに切り替えても、 パワーがガクリと落ちることはないのである。
ガクリと落ちます。もしかしたら、このライターさん、街中限定試乗で言及されているかもしれません。
試乗コースにもよると思いますが、高速道路ではガクリ度合いが顕著です。エコモードで高速を走ると、「いくら踏んでも前に進まない」。気づいたらエコモードでした、ということが多々ありました。なかなか前の車についていけません。高速ではノーマルモード必須。
一方、街中ではエコモードの方が走りやすいです。理由はトルクの山ががなだらかになるからです。多少踏んでも穏やかなトルク特性になるので、街中ではエコモードを推奨します。
ウソ:「そして乗り心地も完璧である」
→いえいえ、乗り心地は良くないですよ。後席は最悪です。
そして乗り心地も完璧である。低中速域の市街地走行、
高速域の高速走行、荒れた路面を問わず、 素晴らしく上質でフラット。 たとえば段差やマンホールなどの路面の突起物を、 サスペンションと車体がしなやかにいなし、終始、 極上の快適感をフラットライドのまま維持してくれるのだ。
乗り心地は完璧ではありません。これまで乗ってきた車の中でも、乗り心地は悪い部類に入ると思っています。元々商用車であるがゆえに、後席の乗り心地はとても硬いです。ガタンガタン揺れます。コンビニの駐車場に入る段差を乗り上げてください。しなやかさとは程遠いほど揺れます。もちろん路面次第ですが、上質でもないしフラットでもありません。
まとめ
ネガな部分には、一言も触れられていない記事なので、だいぶヨイショしちゃってます。とはいえ、室内は広いし、ハンドリングはこの車高では極上といっていいほどファンだし、乗ってて楽しい車であることに間違いはありません。
ネガな部分が気にならない人には、とてもオススメの一台です。
新型BMW X1所有者が語る「街中燃費と高速燃費」
クリーンディーゼル搭載のBMW X1 18dは、自分にとっての初のディーゼル車です。
ディーゼルの先入観持たずに購入しましたが、「すごくいい」と思える車です。
何がすごくいいのか?その一つに燃費があります。所有者にしかわからない燃費とは、実際どんな感じかを書いていきます。
街中燃費について
もちろん夏場と冬場で異なりますが、夏場は13km/lくらい走ります。猛暑の都内でこれだけ走ってくれれば十分だと思っています。
ただし、アイドリングストップをOFFにすると、相応に燃費はガクンと落ちます。OFFにするとだいたい10km/lくらいになることもしばしば。
ただ、夏場はOFFにしたほうがいいです。理由はエアコン風量が我慢できないくらい少なくなるためです。
エアコンの効き自体はとてもよく、また後席中央からも冷風がしっかりでるため、後席乗員も不快な事はありません。ですので、不快度数を下げるためにも、夏場はアイドリングストップ機能をOFFにするのをお勧めします。
一方、冬場は燃費が伸びます。15km-16km/lくらいは余裕で可能です。このくらい走ってくれればほんと本望で、買ってよかった瞬間です。
高速燃費について
快適なので、ついつい速度域が上がってしまいますが、自分の常用領域での最高記録は21.4km/lです。これを一般的な領域にすると、もっと伸びる事確実です。
カタログ燃費が19km/l代だったと思うので、それをしっかり超えてくるあたり、さすがBMW。高速燃費にもとても満足しています。
まとめ
とにかく、普通のガソリン車から乗り換えたら、燃費のよさ(とトルクの太さ)に驚きます。しかも給油回数が格段に減りました。月1回しか給油していない気がします。それだけ燃費がいいってことですね。1回あたりの給油でだいたい5,000円少々。前車のハイオク×11km/lあたりでの給油価格を考えると、大幅なランニングコスト削減。
これだけでも、奥さんの説得材料になる事間違いなしだと思います。
ほんとオススメですよ。
新型BMW X1所有者が語る「釘が刺さった状態の走り心地」
こんな感じの釘が刺さってしまっていました。
刺さっている状態でそこそこ走行していたらしく、釘(というかネジ)の表面は削れていました。
では、どんな乗り味だったのか?
変わらない。
溝に石が挟まったときも、普通に走っているのと同じように、これ程度のネジが刺さっている状態では、正直(素人の自分には)何もわかりませんでした。
ノイズとかも聞こえなくて。遮音性が低い車だったら、何か聞こえてきたでしょう。でも社内は静かな車なのでわかりませんでした。
でもこの車は、ロードノイズが激しくてイヤになるよ
VWのディーラー(前はシャランに乗っていたので)に行ったときに、「あーピレリ履いてるんですね。ピレリはロードノイズ激しいからちょっと嫌ですよね」
そうそう、そうなんです。ピレリ大嫌いです。
新型BMW X1所有者が語る「X1 のランフラットタイヤに釘が刺さるとどうなるのか」
ランフラットタイヤがパンクすると・・・
納車してから、2回ほどランフラットタイヤに釘(ネジ)が刺さる事件が起きました。免許を取ってから20年間、経験したことのなかったことが、たった半年以内に2回も経験するとは。
1回目は、走行中にいきなり警告灯がつきました。(※写真は別途アップします)
走行感覚もおかしなことがなかったので焦りましたが、ランフラットタイヤってこんなに普通に走り続けられるんだ?って感覚です。
走り続けられるその感覚はどんな感じ?
速度上限80km/h が推奨ですが、普通にその速度で違和感なく走れます。
たまたま流れの良い首都高、国道だったのが幸いしたのですが、全く普通に走ってくれました。カーブではグラついたかもしれませんが、普通に走れます。これ感動です。
これを一度経験してしまうと、もしものために次もランフラットタイヤを買う気になってしまいます。でもすぐに忘れてしまうでしょう。なので次はラジアルタイヤを選ぶ方が多いのも頷けます。
しかしこの経験を味わったら、ランフラットタイヤの恩恵を忘れられないでしょうね…
どうなったら交換しなきゃならないか
ランフラットタイヤの構造上、中に鉄板が入っています。釘が、その鉄板に到達してしまったら、タイヤとしてはアウト。応急処置でしばらくなんとかなりますが、交換を推奨するそうです。
それを聞いて、1本だけ交換しました。(続きは後日)
2回目のトラブル:山の浅いネジが刺さる(以下写真)
後輪、左側にこんな感じで刺さっているのを、たまたま発見しました。
これは1回目の時と異なり、警告灯が一切つきませんでした。ということは空気圧低下がなく、傷口も浅いのではないかと感じ、ディーラーに連絡して入庫しました。
走行感覚には何も影響なく、またこのネジによる「カンカンカンカン」みたいな走行音もなく、いたって普通にディーラーまで行きました。
で、不幸中の幸い、このネジはとても浅いものだったので、抜いて応急処置して終了。何事もなく終了しました。
なぜ後輪にクギやネジが刺さるのか?
この疑問に答えていたサイトがありました。なるほどー。
新型BMW X1 所有者が語る「クリーンディーゼルの走り・・・本当のところ」とは
BMW x1 は、ガソリン車よりもクリーンディーゼル車を買った方が満足度が高いと思っています。1.5L ガソリンターボにも試乗しましたが、もちろんガソリンターボもとても軽快に走ってくれます。しかしディーゼルにはそれ以上の魅力が詰まっています。本当のところはどうなのか。所有者にしかわからない「クリーンディーゼルの魅力」を書いていきます。
スポーツモードで味付けが激変する。十二分にトルキー
通常はコンフォートモード。これでもう十分よく走ります。もしかしたら、出足のもっさり感があるかもしれませんが、走り出すとトルクフルなディーゼルエンジンの乗り味を堪能できます。
8ATのおかげで、2速以降の変速は超絶スムーズに行われるため、シフトショックは2速以上は全くないと言っていいと思います。1>2の時だけ、BMW独特の変速ショックがあるかもしれません。この「BMW独特」って表現が適切かどうかわかりませんが、初のBMW車のため、これまでの愛車になかった特徴なので、あえてそう表現しています。
これをスポーツモードに変えます。
モニター画面に、モードが切り替わった旨の表示がされます。
スポートモードは別物
スポートモードにすると、ハンドルが重くなり、アクセルレスポンスが敏感になり、よりリニアなアクセルコントロールが可能になります。
これ、できれば常にスポーツモードにしておきたいくらい、ストレスのない走りが楽しめます。コンフォートモード(通常モード)だけを試していると気がつかないのですが、コンフォートモードは、少しもっさりしています。もちろんアクセルのツキがよく不満はないのですが、X1ディーゼルのポテンシャルを解放するためには、スポーツモードで常に走りたい。それが幸せです。
Eco Proモードはもっさりしすぎてお勧めできない
利用シーンは限られる印象です。信号のない郊外を流したり、高速道路で一定走行を心がけるなどが適しているかもしれませんが、個人的には使う気になりません。これを使うことで、燃費が30%改善されたりするのか、ちょっと試してみないとわからないですね。
Sモード+スポーツモードが最強
高速道路合流で、このモードに切り替えると、ほんと楽しい加速を示してくれます。軽くシートに身体がめり込みます。
ここからがBMWの真骨頂なのですが、ディーゼルエンジンなのに、しっかりレッドゾーンまで吹け上がります。ディーゼルエンジンとは思えないほど、スッキリした吹け上がりでストレスがありません。
試乗で一度試してみてください。これが本当のX1ディーゼルの姿だってことを理解してもらえると思います。