新型BMW X1 所有者が語る「クリーンディーゼルの走り・・・本当のところ」とは
BMW x1 は、ガソリン車よりもクリーンディーゼル車を買った方が満足度が高いと思っています。1.5L ガソリンターボにも試乗しましたが、もちろんガソリンターボもとても軽快に走ってくれます。しかしディーゼルにはそれ以上の魅力が詰まっています。本当のところはどうなのか。所有者にしかわからない「クリーンディーゼルの魅力」を書いていきます。
スポーツモードで味付けが激変する。十二分にトルキー
通常はコンフォートモード。これでもう十分よく走ります。もしかしたら、出足のもっさり感があるかもしれませんが、走り出すとトルクフルなディーゼルエンジンの乗り味を堪能できます。
8ATのおかげで、2速以降の変速は超絶スムーズに行われるため、シフトショックは2速以上は全くないと言っていいと思います。1>2の時だけ、BMW独特の変速ショックがあるかもしれません。この「BMW独特」って表現が適切かどうかわかりませんが、初のBMW車のため、これまでの愛車になかった特徴なので、あえてそう表現しています。
これをスポーツモードに変えます。
モニター画面に、モードが切り替わった旨の表示がされます。
スポートモードは別物
スポートモードにすると、ハンドルが重くなり、アクセルレスポンスが敏感になり、よりリニアなアクセルコントロールが可能になります。
これ、できれば常にスポーツモードにしておきたいくらい、ストレスのない走りが楽しめます。コンフォートモード(通常モード)だけを試していると気がつかないのですが、コンフォートモードは、少しもっさりしています。もちろんアクセルのツキがよく不満はないのですが、X1ディーゼルのポテンシャルを解放するためには、スポーツモードで常に走りたい。それが幸せです。
Eco Proモードはもっさりしすぎてお勧めできない
利用シーンは限られる印象です。信号のない郊外を流したり、高速道路で一定走行を心がけるなどが適しているかもしれませんが、個人的には使う気になりません。これを使うことで、燃費が30%改善されたりするのか、ちょっと試してみないとわからないですね。
Sモード+スポーツモードが最強
高速道路合流で、このモードに切り替えると、ほんと楽しい加速を示してくれます。軽くシートに身体がめり込みます。
ここからがBMWの真骨頂なのですが、ディーゼルエンジンなのに、しっかりレッドゾーンまで吹け上がります。ディーゼルエンジンとは思えないほど、スッキリした吹け上がりでストレスがありません。
試乗で一度試してみてください。これが本当のX1ディーゼルの姿だってことを理解してもらえると思います。